想いにふれる メイドイン

秋分の候。夜が段々長くなるね~

column

June 01, 2021

いいにおいのする台所研究所
第24回 甘納豆をつまんで

ワクワク。

場所の名前は、「いいにおいのする台所研究所」。
ここで私が皆さんと食べものの話をするのです。
誰に気兼ねすることなく、
最初から最後までずっと食べものの話をするのです。

ドキドキ。

ここでしばらく時間をかけて趣旨説明をします。
これを読んで、そういうことなら私も食べものの話をしに行きたいな、
と思ってくださったらば、あなたもどうぞスタジオへお越しください。
by natsuko kawakami


飾りはきな粉で。甘いけれど甘すぎず仕上がります





24)甘納豆をつまんで


第三回講座「夏の滋養にグラノーラ、甘納豆。」に向けて鋭意準備中のカワカミです。
グラノーラ?甘納豆?作るの??
なあんて。
ちょっと気になってるあなた様にぜひ講座へいらしていただきたく今日もつらつらと。

さて、甘納豆。

ばあちゃんちのひなびたお菓子箱に輪ゴムで止められた袋。
つまむたびに指先につく飾り砂糖。
気がつくと一袋開けていた、というほどではないけれども
軽いおやつに、濃い緑茶と。はたまたコーヒーで。ねっちりと甘く旨い。

グラノーラとともにきちんとお腹にたまるおやつはないかなと思っていたら
買い物先で夫が甘納豆の袋を手にしていました。
私がいつもうるさいので、夫は原材料表示をのぞきこんで、それから黙って棚に戻していました。
なるほど。甘納豆ね。

私が作ろう。


ふつふつと水分を含んで大きくなったお豆さんが
蜜に浸されて甘く艶やかになります。
普段ならそのまま容器に入れて冷ましてから
汁ごといただくわけです。

そこに一手間かけるのが、甘納豆です。

グラノーラの相棒として考えると
確かに洋のグラノーラに和の甘納豆。
小腹が空いたときにつまむ滋養のおかし。
グラノーラなら、ナッツにフルーツにつなぎの粉で遊んで自由自在。

 

これはホントにお好みですが私はヨーグルトに百花蜜とバナナのせが好きです




甘納豆は、豆の種類で遊びましょう。大納言に花豆、うずらに黒豆。
砂糖も、きびに黒砂糖に和三盆。ああ。広がりますねぇ。

仕上げの飾りにはきな粉やはったい粉なんていうのも香ばしい。
何ならグラノーラにトッピングしても良いのかも。


え?作れるんですか?
と聞く人がよくいらっしゃいます。
もちろん大概のものは作れます。
おうちで作れるものを作っていただくのが、滋養というのだと思います。

さあ、ちょっと見てみたい。作ってみたい。
そしてできたてのおいしいところを食べてみたい。
そんなあなたはどうぞ、お越しください。

今回は初めて午後の回、また夜の回もご用意しております。
下記に募集要項を記載しております。

>>>前回の記事「夏の滋養にグラノーラ、甘納豆。」もご参照ください →





■■第三回講座
『夏の滋養にグラノーラ、甘納豆。』■■

日時】
2021年7月17日(土) 【A】10:00~12:00 【B】14:30~16:30
2021年7月20日(火) 【C】10:00~12:00 【D】14:30~16:30 【E】19:00~21:30
※「午前の部」「午後の部」に加え、7/20(火)は「夜の部【E】」の設定もあります。
※「夜の部」は、参加費と内容が少し異なります。
【A】~【E】のいずれかを選んでお申込みください。
※【A】【D】【E】は受付を終了しました。

【場所
福岡市中央区薬院2-3-5 エコール薬院 602
「comogomo(コモゴモ)」内キッチンスタジオ(地下鉄薬院大通り駅からすぐ)

【定員
6名

【費用
お一人…4000円(座学、実技、試食とお土産付)
※【E】「夜の部」のみ、会費が5000円(プチお夜食付)になります。

持ってくるもの
マスク、エプロンをお使いの方はエプロンなど、
髪の毛が落ちないようにするための帽子または三角巾など、
各自手を拭いたりなどするためのタオル、筆記用具。

【新型コロナウィルス感染予防について】
*ご来場の際は、必ずマスクの着用をお願い致します。
*受付時の体温測定、洗面所にてうがい&手洗いをお願い致します。
*新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、講座を中止・変更することがあります。 
*体調が悪い場合の当日キャンセルを受け付けます。
より良い講座内容の実現と、感染予防対策の両立を目指しております。
ご協力をよろしくお願い致します。

【申込み方法】
題名に「グラノーラ」と書いて
①お名前
②連絡先 ※メールアドレス以外に、電話番号(緊急連絡用)もお知らせください
③ご希望の回(【A】~【E】のいずれか)
 7月17日(土) 【A】10:00~12:00 【B】14:30~16:30
 7月20日(火) 【C】10:00~12:00 【D】14:30~16:30 【E】19:00~21:3
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④その他、ご質問・ご要望などあれば
を明記の上、下記のいずれかで『メイドイン編集舎』までお申込みください。

●WEBサイト:「contact」のメールフォーム →

●Email:info@monokoto-madein.jp

※こちらからの返信をもって受付完了となります。ご注意ください。
※ご予約受付の返信は5/24~になります。
※最少催行人数(4名)に満たないときは、講座を中止することがあります。
※お子様向けの感染症対策、ソーシャルディスタンスの確保等が難しいため、未就学児のご同伴をご遠慮いただいています。
※予約後のキャンセルについては、事前にご連絡ください。



つづく・・・
>>>次回は6/15頃に更新予定です。


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●写真・文/川上夏子

■■プロフィール■■

●川上夏子(かわかみ・なつこ)
1974年福岡生まれ。グラフィックデザイナー。ではあるけれども、著作があり、スタイリングもやるし、料理家さんの日雇いアシスタントもやります。
日々マッキントッシュの前に座りながら、頭の中はほぼ「何を作り何を食べるか」でいっぱいであります。
アラフィフの入り口に立ち、いよいよ人生の総まとめとして「食べものの作り手」として本格的に仕事をしていきたいと考えています!趣味は健康管理。
[著書
『小夏を探す旅』(2020年)
『ぼくらのいえができるまで できてから』(2016年)
『福岡のパンとお菓子の小さなお店』(2013年)
『福岡のまいにちごはん』(2012年)