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column

February 23, 2022

いいにおいのする台所研究所
連載 第41回 あんこを煮るということ(料理講座受付中ですよ)

ワクワク。

場所の名前は、「いいにおいのする台所研究所」。
ここで私が皆さんと食べものの話をするのです。
誰に気兼ねすることなく、
最初から最後までずっと食べものの話をするのです。

ドキドキ。

ここでしばらく時間をかけて趣旨説明をします。
これを読んで、そういうことなら私も食べものの話をしに行きたいな、
と思ってくださったらば、あなたもどうぞスタジオへお越しください。
by natsuko kawakami






41
)あんこを煮るということ(料理講座受付中ですよ)


「あんこを煮る」
「豆を煮る」
というと八割がた
「えっ」という声が返ってくる。
ついで、「ほんとですか」「むずかしくないですか」「すごいですね」「やったことない」あたりか。

本当です。
むずかしくないです。

以前、友人たちと味噌作りをやったけれど、
ああいうのはやっぱちょっと「えっ」ってなるのはわかる。
なんだかよくわかんないものを大量に作るんでしょ、失敗したらイヤじゃん、みたいな
皆でやれば怖くない、的な。

でもあんこはとても簡単です。
要は豆の甘い煮物です。
もちろん、和菓子の職人さんが作るあんこはまた別の世界ですよ。
けれど、お家で食べる普段使いのあんこは、全然むずかしくないし、なんというか愛おしい。
肉じゃがやおでんのように「あ」と思い立ったらすぐ煮ます。
そのために小豆の袋はいつも買い置きしています。

お家であんこを炊いたなら。

まずは、ぜんざい。
確か白玉粉があったような……、あ、あった。
白玉粉と水を合わせてしっかりコネコネしたら、茹でるのも結構しっかり。
もちもちの白玉が茹で上がったら、あんこをたっぷりかけていただきます。
きな粉とみたらしも作っておくと無敵。


あんこを乗っけた白玉団子。これを串にさすと、子どもが2割り増し喜びます





小豆を煮つつ、お餅をつくのもいい。
つきたてをちょっと焼いたら、たぎらせたぜんざいをざざざとかける。
寒い朝のぜんざいはもうそれだけで至福です。
そうだ、生姜を少しだけ忍ばせなくちゃね。







それからトーストにバターとあんこ。
あんぱんやあんこマフィンもいい。
山芋があれば、かるかんもどきも捨てがたい。

夏なら水羊羹!!!
秋口ならどら焼き。
梅ヶ枝餅風もいけます。
家族が好きなので苺大福〜。




 

乾燥小豆一袋200gから300g入っていたのに。
そうこうしているうちにあんこがなくなってしまいます。
やばいやばい。小分けして冷凍するのも忘れずに。
いつまたぜんざい食べたくなるかわからないんだから。

3月の講座では、初めてでも失敗なく気軽にあんこが炊ける方法をお伝えします。
長年の経験とかそういうのなくて大丈夫!
そして「普通の」あんこからその先へ、小豆の世界を掘り掘り、掘り下げて参ります。


あ〜〜〜!
食べたくなってきますな!!!
やはりあんこには抗えない。




それでは皆さま、
満を持しての「あんこ教室」、以下のお申込み方法をよく読んで、奮ってご参加ください。



■■第五回講座

『おうちであんこ』■■

日時】
2022年3月25日(金) 13:00~15:30
2022年3月26日(土) 13:00~15:30

【場所
福岡市中央区薬院2-3-5 エコール薬院 602 →MAP
「comogomo(コモゴモ)」内キッチンスタジオ(地下鉄「薬院大通り」駅からすぐ)

【定員
6名

【費用
お一人…4,000円(座学、実技、試食とお土産つき

持ってくるもの
マスク、エプロンをお使いの方はエプロンなど、
髪の毛が落ちないようにするための帽子または三角巾など、
各自手を拭いたりなどするためのタオル、筆記用具。
持ち帰り用の容器。


【新型コロナウィルス感染予防について】
*ご来場の際は、必ずマスクの着用をお願い致します。
*受付時の体温測定、洗面所にてうがい&手洗いをお願い致します。
*新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、講座を中止・変更することがあります。 
*体調が悪い場合の当日キャンセルを受け付けます。
より良い講座内容の実現と、感染予防対策の両立を目指しております。
ご協力をよろしくお願い致します。


【申込み方法】
題名に「あんこ」と書いて
①お名前
②連絡先 ※メールアドレスと、電話番号(緊急連絡用)をお知らせください
③ご希望の回(3/25 or 3/26 のどちらか)
 3
月25日(金)13:00~15:30
 3
月26日(土)13:00~15:30
④その他、ご質問・ご要望などあれば
を明記の上、下記のいずれかで『メイドイン編集舎』までお申込みください。

●WEBサイト:「contact」のメールフォーム →

●Email:info@monokoto-madein.jp

こちらからの返信をもって受付完了となります。ご注意ください。
※最少催行人数(4名)に満たないときは、講座を中止することがあります。
※お子様向けの感染症対策、ソーシャルディスタンスの確保等が難しいため、未就学児のご同伴をご遠慮いただいています。
※予約後のキャンセルについては、事前にご連絡ください。

【ご注意ください】
申し込み後、メイドイン編集舎からの
「自動返信メール」や「予約完了メール」が届かないという方へ

携帯メールのアドレスの場合、こちらからの返信が届かないこと
があります。
パソコンからのメールは「すべて受信拒否」として届かない設定にされている、などの理由によるものですが、
一部の機種では初期設定でそうなっているものもあるようです。
こちらからの「自動返信メール(※1)」や「予約完了メール(※2)」が届かない場合は、
「ドメイン指定受信」等の制限を解除するか、
メイドイン編集舎のメールアドレスを 「受信可能メール」として設定後にお申込みください。
メイドイン編集舎のメールアドレスは、「@monokoto-madein.jp」というドメインから返信させていただいております。

※1「自動返信メール」…メイドインのWEBサイトの「CONTACT」よりご連絡いただいた場合に、直後に返信が届きます。
※2「予約完了メール」…通常、お申込みより2、3日内にお送りしております。




つづく・・・
>>>次回は3/8頃に更新予定です。


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●写真・文/川上夏子

■■プロフィール■■

●川上夏子(かわかみ・なつこ)
1974年福岡生まれ。グラフィックデザイナー。ではあるけれども、著作があり、スタイリングもやるし、料理家さんの日雇いアシスタントもやります。
日々マッキントッシュの前に座りながら、頭の中はほぼ「何を作り何を食べるか」でいっぱいであります。
アラフィフの入り口に立ち、いよいよ人生の総まとめとして「食べものの作り手」として本格的に仕事をしていきたいと考えています!趣味は健康管理。
[著書
『小夏を探す旅』(2020年)
『ぼくらのいえができるまで できてから』(2016年)
『福岡のパンとお菓子の小さなお店』(2013年)
『福岡のまいにちごはん』(2012年)