column
July 15, 2016
Minority Report>>>02-02
ハーブのあるくらし~リラックス&デトックス~
福岡でモノ・コトづくりに携わる、むしろ拘る人たちと行なう
課外活動的コラムがスタート。
こんなこといいな、できたらいいな♪
そんな気持ちで、
いつもの自分をはみ出して、考え、つくるプロジェクトです。
<GUEST>
『ティザニスタ70』…坂本 直子
<MEMBER>
ブーランジェリー『パンストック』…平山 哲生
うつわ屋『フランジパニ』…地蔵 俊一郎
モノ・コト・マガジン『MADE IN…』…伊藤 尚子
■■■PLOT:2■■■
[01]前回までのあらまし
■マイノリティ・リポート第1回は、
『コーヒーカウンティ』の森 崇顕さん、
『シニフィアン シニフィエ』の志賀 勝栄さんをお誘いして、
「コーヒーと器とパンのおいしい関係 」について探求しました。
※これまでの「あらまし」は『Minority Report』バックナンバーをご覧ください。
次なるテーマをどうするか…。
作家ものの器と、こだわり職人のパン。
一緒に何か面白いことが出来そうな素材って…?
[02]ゲスト
■『ティザニスタ70』ハーバリスト・坂本 直子さん。
伊藤:坂本さんと初めて会ったのは、某創作料理のお店でした。
よく知るグルメな先輩と、たまたま一緒に食事をしていたのが坂本さん。
その後も、気になるお店や、知人宅での料理教室などで、友達の友達として偶然会うことが続き、いつの間にか飲み友に(笑)。
要は共通の知人が多かったわけですが、その知人たちの共通点は食通&情報通であること。
美味しいものが好き。楽しい食事が大好き。でも美容・健康にもうるさい。オシャレだって抜かりない。
…そんな人たちが「愛用している」とおしえてくれたのが坂本さんの作る『かほり塩』だったんです。
「おすすめは塩むすび!コレだけでグレードが上がる」
「お湯に注ぐだけで簡単スープになる(出汁が要らない)」
「生野菜にコレとオリーブオイルだけですごく美味しい(ドレッシング要らない)」
などなど…「だけ」の連発。
手軽で美味しいの大好き!な人たちですから(笑)。
『かほり塩』の話から、ハーブの話、ハーブ療法の話…と遡り、
坂本さんが、日本の植物療法(フィトテラピー)第一人者・末富 仁氏に学んだ、
かなり硬派な経歴を持つハーバリストであることを知りました。
少ロットで品のある佇まいの『かほり塩』と、
それだけじゃない、坂本さんの持つさまざまな引き出しやバックボーンが面白くて、
(キレイ系と思ってたら、ちょい渋おやじだったの!?みたいな…)
MRメンバーとだったら、一緒に何かやれそうな気がしました。
[03]テーマ
■『ティザニスタ70』の『かほり塩』とハーブ。
伊藤:『かほり塩』を一言で言うと、“薬味のようなお塩”。
「日本の食事に合う、和の香りの塩」という感じです。
まろやかな旨みとコクのある天然塩(西オーストラリア奥地の塩湖から収穫)をベースに、
金時生姜、紫蘇、パセリ、ローズマリー、タイム、バジル、セージ、レモンタイム、マジョラム、コリアンダー、クローブ、オールスパイス、ブラックペッパーと、13種類の香草や香辛料がブレンドされています。
ティザニスタの製品は、その他のハーブティーやコーディアル等も
すべて有機栽培とオーガニックな素材・原料を用いて作られています。
そういうところも安心でいい。
そういえば、オリジナルでいろいろ作ってるって言ってたな。
塩とハーブってパンに合いそうだけど…と、坂本さんに話してみたところ
「やるやる!一緒になんかやりたいです!
私、パンストックのパン、好きなんですよ~。この前も箱崎まで買いに行ったし!」
と、即断即決してくれました。
[04]コラボ案いろいろ
■4者で初ミーティング
伊藤:ハーブや『かほり塩』を使って何かをするのもいいし、新たにオリジナル・ブレンドを作ってもらうのも面白いかと。
平山:ハーブティー、見た目もきれいですよね。季節ごとのブレンドとかできるんですか?
坂本:はい。夏ならミントとかレモングラスとか…、今度試作品作ってみますね。
地蔵:塩壺とか…、うつわものも何かやれるといいですね。
坂本:塩壺!いいですね。小さめで気軽に置けたり運べると嬉しい。
平山:僕も欲しいかも。キッチンや食卓に置いて、カッコイイ感じだといいな。
伊藤:『かほり塩』と陶器。“和”つながりの感じがしていいですね。“和”なパンもできますか?
平山:やってみたいですね。ちょっと考えてみます。
地蔵:食べたい!ぜひ作ってください(笑)!
などなど…、
やってみたいことと欲しいもの=欲望の列車は直走り…
この後は、試作品や具体案を持ち寄って、各自で打合せを行なうことに。
[05]パンストックにて
■「パンストック×ティザニスタ70」オリジナル・ハーブティー
MR発、オリジナル・ハーブティーの打合せ。
坂本さんが5種類のブレンドを作ってきてくれました。
草花の自然な色合いが目にもやさしい。
平山:いろいろ選べていいですね。パンと一緒に欲しくなるかな。
坂本:小分けで試しやすい感じだといいですよね。
伊藤:ハーブを使ったパンの方はどうですか?
平山:熱を加えた時の変化が難しいなと…。引き続き考えます。
完成品は『パンストック』で発売することに(8月~)。
詳細は、次号『Minority Report>>>02-03』で紹介します。
[06]フランジパニにて
■「塩壺」から「豆皿」へ
地蔵:いくつか見繕ってみましたが、どんな感じが好きですか?
坂本:蓋もの可愛いですね。こういう小皿に乗せるのもいいな、使いやすそうだし。
伊藤:豆皿いいですね。ハーブとかスパイスをちょこちょこ乗せて並べると楽しそう。
「塩壺」から始まった打合せは、あれこれハミ出していつしか「豆皿」へと…。
いろんな色、いろんな形の豆皿が持つ個性と、
かほり塩を構成する13種の香草・香辛料の個々の特徴。
それらを上手く表現できないかと模索中。
こちらも次号で発表予定です。
[06]発表に向け
■『フランジパニ』でさらなる作戦会議の図。
・テーマが“ハーブ”ということで、季節も意識したものにしたい
・まずは“夏”に向けて何かつくろう
・読者やお客さんに実際に手にとったり味わったりしてもらえる機会も作りたい
そういった思いで進行中です。
立ち上げ当初から“夏”をイメージして進めてきたのですが、すでに夏(汗)。
夏場にすべてを完成~発表とするのは難しいですが、
できたものからお届けできる方法を考えています。
そんな感じで…次はいよいよシーズン2の成果発表(ルポ)!
どんなものになるのか…自分たちもドキドキです。
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※次回、『Minority Report>>>02-03』サイトアップは8月上旬を予定しています。
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