column
August 07, 2017
二十四節気 アロマのヒント ⑯
【立秋】8/7~8/22
シトラスの香りでリフレッシュ~キラキラ潤う夏肌を!
太陽の運行をもとに一年を二十四に分けた二十四節気(にじゅうしせっき)。
細やかな自然の変化を感じとり、日々の暮らしが豊かになるヒントを
このコラムで伝えていけたらと思います。
by Sakura
~立秋~
シトラスの香りでリフレッシュ~キラキラ潤う夏肌を!
ギラギラと太陽が降り注ぐ中、暦の上では立秋を迎えました。
まだまだ暑さ厳しい頃ですが、季節はゆっくりと夏から秋へと向かって動いています。
秋が近づいていると思うと、何となく夏の終わりが寂しくなってくるから不思議です。
毎日の暑さも、焼き付けられるような太陽の日差しも“夏”だからこそ感じられるものですよね。
夏の日没後を指す「夏の宵」、
家々の窓に灯っていく明かりを「夏の灯」…
情緒的で素敵な言葉も夏ならでは。
暑い一日の終わりに涼をとる「夕涼み」の時間はほっとするひとときです。
その日の疲れを癒してくれるバスタイム、
たまにはゆっくりと手間をかけて長い夏の夜を過ごしてみませんか。
バスタイムにおすすめのボディスクラブは台所にあるもので簡単に作れます。
好きな香りを加えて、古い角質と一緒に一日の疲れも落とせて気分爽快ですよ。
おすすめの香りは元気と幸福感を与えてくれるグレープフルーツ。
学名の『Citrus paradisi』は楽園という意味をもち、
その名の通り気分を高める効果が抜群です。
さらに、脂肪燃焼をうながす成分を含んでいることから
ダイエットやボディケアにも役立ちます。
親しみやすく、万人に好かれるグレープフルーツの香りは、
芳香浴やルームスプレーなど、さまざまな用途にも利用できそうです。
この酷暑をどうしのぐか、
小さな工夫を暮らしのなかに散りばめて、日々を気持ちよく過ごしたいものですね。
お盆が明けると少しずつ秋の気配が濃くなってきます。
今は、この瞬間の“夏”を楽しみましょう。
<グレープフルーツの精油>
柑橘系の爽やかな香りのグレープフルーツ精油には交換神経を活性化させる働きがあるので、
目覚めがすっきりしない朝や、仕事や勉強の合間などリフレッシュしたいときにオススメです。
●科名:ミカン科
●主な産地:アメリカ、イスラエル、ブラジル
●抽出部位:果皮
●抽出方法:圧搾法
●主な成分:リモネン、ヌートカトン(特徴成分)、オクチルアルデヒド、シトラール、ゲラニオール、ベルガプテン
●主な働き:食欲調整、 健胃作用、解毒作用、うっ滞除去、血行促進、毛穴の引き締め
・天然塩…大さじ3
・キャリアオイル…大さじ1
(キャリアオイルはホホバオイルやオリーブオイルなどお好みで)
・はちみつ…小さじ1/2
・グレープフルーツ精油…5滴
①天然塩にキャリアオイルとはちみつを入れて混ぜる。
② ①にグレープフルーツ精油を入れて混ぜ合わせる
※ グレープフルーツ精油には光毒性があり、紫外線に当たるとシミや炎症などの
皮膚トラブルを起こすことがあるので、外出前の使用には注意しましょう。
■■プロフィール■■
●関 友美…アロマセラピスト。
カウンセリング重視のアロマセラピー『Sakura』として活動中。鹿児島県出身、霧島市在住。
学生~社会人時代と福岡&東京で過ごし、イベンター、レコード会社のプロモーター、情報・出版、芸能マネージメント業などに携わる。
多くの人との出会いの中で、様々な問題や悩みに触れ、相談を受けることも多数。癒しの大切さを知り、ヒーリングを学び始める。
日本アロマ環境協会・認定アロマセラピストとして資格を取得。
聴覚障害特別支援学校の児童に向けたアロマセラピー他、出張セラピーやワークショップ等を行なう。