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column

February 18, 2017

二十四節気 アロマのヒント⑤
【雨水】2/18~3/4
つらい花粉症もアロマですっきり!

太陽の運行をもとに一年を二十四に分けた二十四節気(にじゅうしせっき)。
細やかな自然の変化を感じとり、日々の暮らしが豊かになるヒントを
このコラムで伝えていけたらと思います。
by Sakura


【ユーカリ】
主な産地はオーストラリア。コアラの餌という印象が強いかもしれませんが、実はとても抗ウィルス作用に優れ免疫力を高める働きがあるので薬用植物としても汎用されています。ハーブ調とミント調の透明感のある香りは室内香としても適しています。

 

 

~雨水~

つらい花粉症もアロマですっきり!

冷たい雪が雨に変わり、野山の雪がゆっくりと溶け出していきます。
草木も芽吹き始める時期「雨水」です。

だんだんと日脚も伸びてきています。
その暖かさをありがたく感じながら、春を待つ心はふくらんでいきますね。

でも、この時期になると
花粉症に悩まされる方も増えてくるのではないでしょうか?

今回は花粉症の不快感を和らげるアロマとして
「ユーカリ」をおすすめします。
オーストラリア原産の大木は大自然の中で大地のエネルギーを充分に取り入れています。
そして太古の時代から有用植物として重宝されてきました。

その特性としては、殺菌・抗ウイルス作用により
花粉症や風邪による鼻水と喉の痛みの軽減、
そして感染症にかかりにくくする効果があります。

それだけではなく、ユーカリの枝や葉を部屋に飾ると
空気がクリアになって気分もすっきりするんですよ。

この精油からは自然治癒力の大切さと大地のエネルギーを
充分に感じていただけるのではないでしょうか。
まだまだ自然から学ぶことは多そうですね。

 

<ユーカリとティートリーの精油> 
共通の特性を持ち、どちらも花粉症対策におすすめです。


●ユーカリ
科名:フトモモ科 /抽出部位:葉  /抽出方法:水蒸気蒸留法
主な成分: 1,8-シネオール、α-ピネン
主な働き:免疫力を高めて感染症にかかりにくくする

●ティートリー
科名: フトモモ科 / 抽出部位:葉 /抽出方法:水蒸気蒸留法
主な成分:テルピネン、1,8-シネオール
主な働き:感染症を防ぎ、呼吸器系の炎症を和らげる

※1,8-シネオールはまれに皮膚刺激を引きおこすことがあるので使用量に注意。
使用にあたっては1%以下の低濃度から始めましょう。




<簡単アロマ術⑤…身近なアイテムで芳香浴> 

ディフューザーなど専門の器具での芳香浴以外にも、身近にあるものを使って簡単に芳香浴ができます。
マグカップに熱いお湯と精油を1~2滴程入れてかき混ぜ、立ち上がる湯気とともに香りを吸入します。
その他にもハンカチやティッシュペーパーに精油を直接染み込ませるのも手軽な方法です。





●写真・文/Sakura


■■プロフィール■■
●関 友美…アロマセラピスト。
カウンセリング重視のアロマセラピー『Sakura』として活動中。鹿児島県出身、霧島市在住。
学生~社会人時代と福岡&東京で過ごし、イベンター、レコード会社のプロモーター、情報・出版、芸能マネージメント業などに携わる。
多くの人との出会いの中で、様々な問題や悩みに触れ、相談を受けることも多数。癒しの大切さを知り、ヒーリングを学び始める。
日本アロマ環境協会・認定アロマセラピストとして資格を取得。
聴覚障害特別支援学校の児童に向けたアロマセラピー他、出張セラピーやワークショップ等を行なう。