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February 03, 2026

ゆるり楽しむ*季節と薬膳 2
第二十五話【立春】立春の開運スイーツ「大福」を薬膳で!

◇◆ ゆるり楽しむ*季節と薬膳  2 ◇◆

おいしく食べて幸運体質!
気軽に楽しめる“薬膳”のお話、第2シリーズ。

季節の変化を示す暦

二十四節気(にじゅうしせっき)に合わせて
よく食べる料理や行事食の薬膳的魅力をお伝えします。

■大根が旬です
収穫させてもらいました。新鮮みずみずしい大根最高!(by ゆうゆう)

 

第二十五話【立春】
立春の開運スイーツ「大福」を薬膳で!

国際中医師の“ゆうゆう”こと熊谷優子です。

2月4日から18日は、二十四節気の「立春」。
暦の上では、春の始まり。寒さが緩んで春の兆しが感じられ始める頃。
この間、年が明けたというのに、もう2月!
ちょっとびっくりです💦

立春に食べるとよいものはいろいろありますが、
その1つ「立春大吉豆腐」について以前のコラムで書いていますので、
よかったらご覧ください!

さて、食べるとよいもの、他には?



「大福も薬膳です!」

立春には、「立春大吉」と書かれた厄除けのお札を玄関に貼り、幸運を願う風習があります。
これにちなんで、大福を作って食べるのが「立春大福」。
「ものごとを丸く収める」「大きな福を呼ぶ」といった意味が込められています。

赤色は邪を払うと言われ、赤い小豆を使う生菓子や大福は縁起物なんです。
中でも豆大福は、生地に練りこまれている「赤エンドウ豆」と赤がダブル!
立春大福では豆大福が好まれているそうです。
大福は開運スイーツなんですよ!


◆大福の薬膳的効能を見てみると…

 ①もち米:体を温め、気を補う。消化器系を整える。
  倦怠感、疲労感、冷え、冷えからくる下痢に。

 ②小豆:体の余分な水分や熱を取る。
  むくみ、体の重だるさ、吹き出物に。

 ③白砂糖:体の熱を取る。潤いを補い、渇きを止める。
  肺を潤す。胃痛、口喝、空咳に。

 ④エンドウ豆:気を補う。体の余分な水分を出す。
  消化器系を整える。疲労、むくみに。

大福の生地は「求肥(ぎゅうひ)」と言って、もち粉や白玉粉で作ります。
もち粉も白玉粉も、原料はもち米です。
もち米は体を温めるので、冬にお餅を食べる習慣は理にかなってるんですよ。
元気をつけるのによい食材ですが、痰湿(たんしつ:余分な水分や老廃物)がたまっている体質の方は、控えめにしてくださいね。

あんこになる小豆は、生薬名を「赤小豆(せきしょうず)」と言います。
体内の余分な水分を出したり、解毒したりする作用が強いです。
むくみが気になるときや、吹き出物などの皮膚の炎症などによいです。

砂糖は種類によって働きが違うのですが、ここでは白砂糖を。
白砂糖は体を冷やします。
潤いを補ってくれますが、摂りすぎは痰湿をためやすくなります。
甘いあんこはおいしいですけど、小豆のデトックス作用を活かしたいなら、白砂糖はまったく入れずに小豆茶などで取るか、ごく控えめにするかがおススメです。

塩豆大福に使われる赤エンドウ豆。
エンドウ豆には、サヤが硬い赤エンドウ豆と、柔らかいのでサヤも食べられる絹さややスナップエンドウがあります。
薬膳では、どれも働きは同じように考えます。
消化器系を整えて元気をつけ、むくみの解消によいです。



■小豆と黒豆
薬膳ではどちらもよく使う食材です。

 

▶アレンジレシピ
【黒豆塩大福といちご大福】
豆大福の豆を黒豆に、ちょうど出回りの多いいちごを加えていちご大福にしました。
市販のあんこと電子レンジで、簡単に作れますよ。

黒豆は、成長から老化を司る「腎(じん)」に入るので、エイジングケアに。
いちごは、自律神経系である「肝(かん)」に入るので、イライラなどストレス対策に。

 ⑤黒豆:血流や水分代謝をよくする。潤いや血を補う。
  消化器系を整え腎を養う。むくみ、疲労、エイジングケアに。

 ⑥いちご:体の熱を取る。胃腸を整え肝を養う。消化促進、暑気あたりに。

 

■黒豆塩大福といちご大福
レシピ参考 →☆(サイト:『薬膳 悠々』)


いちご大福って、すごい発明だと思うんです。

あんこにいちごを合わせようと思った発想がまずすごい!
そして、いちごでビタミンなどの栄養が取れたり、ストレス対策になったり、胃腸を整えたりするわけです。
洋菓子に比べればバターなどの油分がないし、いちごが入る分、あんこが少ない=砂糖が少ないので、カロリーも控えめ。
小豆はデトックス。
よく作ってくれた!と私的には拍手喝采です。
すばらスイーツ!(笑)

食材の働きを知って、体調に合ったものを取り入れれば、スイーツだって薬膳です。
でも、食べすぎはご注意!
なんでも過ぎれば毒となりますよ(>_<)

 

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●文/熊谷優子

■■プロフィール■■
●熊谷優子(ゆうゆう)…
のんびり薬膳料理研究家
久留米市を中心に『薬膳悠々』として活動。
国際中医師、国際中医薬膳管理師、野菜ソムリエプロ、伝統発酵醸師の資格を持つ。
マイペースに薬膳を続けていたら、長年の冷え性・低血圧・胃弱が改善、気力も充実!
スーパーで買える身近な食材で、「おなかとカラダとココロ」が幸せになる食事づくりを提案。

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つづく・・・
>>>次回は2/19
頃に更新予定です。



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