MADEin2014spring

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元との関わりもできて豊かな繋がりが生まれます。町づくりでは、外から来た人が音頭をとっても失敗します。『津屋崎ブランチ』はメンバーも移り住んで、地元といっしょに盛り上げています。移り住んだ人たちも、逆にそこから地域の輪が広がっているようなところもあり、そういうことをサポートいていきたいと思っています。津屋崎はイタリアと似た空気があって、暮らしが基本で仕事は最低限。会社のしくみとして休暇があるのではなく、暮らしの豊かさの一部に仕事があるんです。大切なのは「地域ブランド」のような作ったものではなく、お祭りなど町の何百年という流れの中で形づくられてきたものです。地域への愛が基本にあるからこの町に惹かれたんです。だから、特別なことをお金をかけてやるんではなく、みんなやりたいことをやる。6年目になる起業塾はもう120人を超える卒業生が出ていますが、その中から面白いことをやる人たちもたくさん出てきていますよ。今、田舎が抱える問題は若者が都会に就職してしまって戻らないこと。若い人が移り住みたくなる町にするために、働き方、暮らし方、人との繋がり方を提案しています。働き方は、一つの仕事にとらわれず、できることを組み合わせて生業とする。東京では収入も大きいですが、生活のコストは田舎の2倍。それで東京の人が2倍幸せという訳ではない。発想を変えてみることです。暮らし方は、通勤時間がかからない田舎では自由な時間があり、ストレスも少ない。都会では難しい隣人との交流も生まれますよね。人との繋がりは、仕事と無関係の、本当の仲間に出会えること。地今年で17回目を迎える津屋崎千軒恒例の春のイベント。豊村酒造前から延びる千軒通りのテントや空き店舗ではハンドメイドの雑貨やフードが販売され、波折神社ではパンの祭典「よっパン祭」、『お魚センター・うみがめ』では特産品の販売などが行なわれる。さらに、地元音楽団体による演奏やパレードなど、町をあげて様々なイベントを実施。今回紹介した工房めぐりも兼ねて、『よっちゃん祭』にも寄っちゃんしゃい!町づくりや起業などをテーマにした勉強会や移住者と地元の人をつなぐ活動を行なう地域おこしプロジェクト。事務所のある古民家はワーキングスペースシェアを実践している。■津屋崎ブランチ福津市津屋崎4-15-170940-52-5760所?http://1000gen.com/人が移り住む町?新しい働き方、暮らし方、人との繋がり?〝よそもの?と地の人が共に暮らす津屋崎千軒で、〝よそもの?の移住や活動をサポートする『津屋崎ブランチ』の代表・山口覚さんに活動の内容と津屋崎の魅力ついて伺った。さとる福津市津屋崎千軒地域藍の家0940-52-0605?会問https://www.facebook.com/tsuyazakisengen.yocchansaiいつもは落ち着いた静かな通りもこの日は大にぎわい。津屋崎千軒よっちゃん祭イベント4月19日土10:00?17:0020日日10:00?16:00津屋崎千軒のものづくりMAP27