MADEin2013autumn

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1.コーヒーを飲みながら、床や階段に座りながら、ときには喫茶店に持ち込んで、本を楽しむことができる。2.安井さんがセレクトしたこだわりの古書がズラリ!3.鹿児島の古書組合会長も務める安井さんは、「古本屋開業....

1.コーヒーを飲みながら、床や階段に座りながら、ときには喫茶店に持ち込んで、本を楽しむことができる。2.安井さんがセレクトしたこだわりの古書がズラリ!3.鹿児島の古書組合会長も務める安井さんは、「古本屋開業講座」など、イベントも積極的に開催。4.新刊絵本や雑貨なども並ぶ。5.奥深い古書の世界に誘ってくれる本の回廊。32ブックパサージュBook Passage[鹿児島市]写真・文寺脇あゆ子Information■Book Passageブックパサージュ所鹿児島市名山町2-1 MAPレトロフト千歳ビル1階? 090-7982-4380(古書リゼット)営11:00~19:00休月曜カベレフト写真家の安藤アンディさんが壁長(へきちょう)を務め、写真と文を飾るスペース。壁の前の椅子とテーブルで読書もできる。コーヒー持ち込み可。Book Passage農園食堂森のかぞく2013年7月にオープンしたばかり。鹿児島で有機野菜の生産を行なう園山農園直営の食堂。滋味溢れる野菜たっぷりのメニューが楽しめる。5studio pekepekeグラフィック、イラスト、アニメーション、ワークショップなど、幅広い分野で活躍するクリエイティブユニットが営むアトリエショップ。古書リゼット「ブックパサージュ」の番頭さん、安井一之さんが営む。古書中心ではあるが、新刊絵本や地元出版社の新刊書籍なども取り扱っている。http://www3.synapse.ne.jp/liset/Kissaco Mitsutaアラビカ種を天日干しした豆を厳選し、自家焙煎。注文が入ってから豆を挽き、ネルドリップで淹れるこだわりのコーヒーが評判。フードメニューもあり。4さらにこんな週1本屋さんも!■rh-plus-preview普段はデザイン業を営む花田理絵子さん。3年前から“本屋の寅さん”として本の出張販売を行なってきたが、2012年7月、「ブックパサージュ」の住人に。営業は毎週金曜のみ。中央の大きなテーブルには、花田さんがセレクトした雑誌や書籍が、地元のパンや加工品などの食材と一緒に並ぶ。http://www.rh-plus.co.jp/心に、さまざまな人が行き交う長屋いるようだ。前から知り合いでした。古書店を中な古本ファン開拓にも一役買って「ビルオーナーの永井夫妻とは以女性客なんです」と安井さん。新た井一之さんだ。ている。「古書店には珍しく、8割がん的存在、『古書リゼット』を営む安など、鹿児島の本や古書店を応援しのは、『ブックパサージュ』の番頭さで頑張る若手古書店の棚も設けるいたみたいですよ」と教えてくれた中心。その他、地元出版社や鹿児島ナーさんも半地下のことは忘れてや音楽、アートに関する取り扱いが半地下が出てきたという。「オーいている。『古書リゼット』は、絵本に伴い、内装工事を始めてみたら、や中2階を活用した本の回廊が続ントとして入っていたそうで、退去り、一歩足を踏み入れると、半地下ンした。以前はカメラ屋さんがテナを意味する〝パサージュ?の名の通年4月にこのビルの1階にオープフランス語で小径やアーケード『ブックパサージュ』は、2012である。手アーティストらが暮らしている。で集まったのが、現在の入居者たち3階以上は住居として、鹿児島の若を振り返る。それから、自然な流れカフェやギャラリーなどが集まり、ミングでした」と、安井さんは当時トロフト千歳ビル。1階と2階にはと思っていたので、とてもいいタイのが、1966年に建てられた、レ人々が集まるようなお店をしたいンしているという。その一角にあるでの販売になっていました。地域の情が残る下町に新しい店がオープり、当店も約7割がインターネットてくれた。なんでも、昭和初期の風ですね。古本業界は競争も激しくないよ」と、鹿児島の知人たちが教え誘いいただいたときは嬉しかった「最近、名山堀というエリアが面白のようなスペースを作りたいとおさまざまな文化が交差する?本の回廊“がありました。その一角にあるレトロなビルの1階に1今、鹿児島で注目を集める名めい山ざん堀ぼりエリア。47 46