MADEin2013autumn

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2009年、東京にて開催した個展「sky」三連作の一作。犬と猫と過ごす生活比佐家には犬のソラと猫のクロが家族として仲よく同居。「疲れた時にもそっと寄って来てくれるだけで癒されます。だけど、ソラは猫アレルギー....

2009年、東京にて開催した個展「sky」三連作の一作。犬と猫と過ごす生活比佐家には犬のソラと猫のクロが家族として仲よく同居。「疲れた時にもそっと寄って来てくれるだけで癒されます。だけど、ソラは猫アレルギーなんですよ~(笑)」。ほっと一息の時間を大事に「忙しくてもほんの少し時間を工夫すると気持ちが落ち着くんです」。抹茶碗は美大時代からのもの。菓子器は、唐津の「monohanako」。2006年、京都にて開催した個展作品「街の記憶」。2007年、穂音にて行なった書家とのコラボ作品展で手がけた扇子。水干絵の具で彩色したマトリョーシカもどきはイベント時に制作。自分も好きなことに挑戦『アトリエ穂音』でウクレレ教室を行なうzerokichiさんによるレッスンを受講中。「大分・山香在住の音楽家で楽器製作者、松本未来さん作ウクレレを愛用。音を出すと発想が湧いてきます」。アルカスSASEBOや生協などの冊子の表紙を飾る仕事や、イベントのフライヤーイラストも。音楽を暮らしのなかに「制作する時には、ピアノや弦楽器などのインストルメンタルを聴きます」。『アトリエ穂音』でライヴを行なったアーティストのCDもいろいろ。博多区・冷泉公園の近くにある『冷泉荘』のA棟31号室。希望者は教室の体験(有料)も気軽にできる。界の配色でできた独特な色彩は、品を起こしていくんですね。自然よ。そこから構図などを決めて作を描いてストックしておくんですで、時間を見つけては季節の植物「写生は日本画の大事な基礎なの日本画の道具。顔彩に始まり、本格的になると、にかわを混ぜる水干絵の具、岩絵の具を使用する。う時間なのだそう。察や飼っている動物たちとふれあに心を潤してくれるのは、自然観る生徒を抱える多忙な日々。合間ら、主宰する教室では30人を超え展に参加したり個展を行ないなが現在は京都や東京、九州で企画風が多いのかもしれませんね」。州の土壌があったから抽象的な作した。福岡に来て、割と前衛的な九ろが日本画を選んだ理由の一つでや鉱物など自然の原料を使うとこ「絵の具のマットな質感や、貝殻画を専攻。京都の美大へ。て、美術科のある高校へ進み、日本学科教授だった父親の勧めもあっい子だったという。大学の建築工頃から絵を描くのが好きな大人し比佐さんは熊本市出身。小さいInformationProfile比佐水音(ひさみを)熊本市生まれ。京都嵯峨美術短期大学日本画科卒業後、同大学日本画専攻科修了。『アトリエ穂音』主宰。熊本現代美術館に所蔵作品がある。■アトリエ穂音所福岡市博多区上川端9-35 A31 MAP? 070-5534-1114(比佐)営教室開催日・イベント日(HPで確認を)休不定http://atelier-horn.com/かさが覗いていた。に楽しむことを分かち合うしなや顔には、いくつになっても心豊かて」。そう言ってふふっと微笑んだそ、みんなで共有しなくちゃっいつも感じるんですね。だからこ与えてくれた贈りものだなって、です。芸術や音楽は神様が人間にいて助けられたことも多かったん煮詰まった時には好きな音楽を聴複製品の彩色の仕事をしていて、は、美術工芸・考古遺物の復元や「大学卒業後、京都にいた時代も継続して行なっている。房『今宵堂』とのコラボ作品展などティックのライヴや京都の酒器工緒に作品展を開いたり、アコース室を中心に、比佐さんは生徒と一初心者でも気軽に参加できる教けています」。ていきたいという想いで教室を続い文化と画材を若い人たちに伝えすことができた表現方法。この尊四季のある日本だからこそ生み出43 42