MADEin2013autumn

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見込みが深く使いやすいスープ皿(2500円)。小鉢もあり、長く作っているかたちの1つ。Tour de窯元ツール・ド・カマモト高台の付いた平皿は食卓のアクセントやキャンドルを置いても。2500円。にも合う食器というのが....

見込みが深く使いやすいスープ皿(2500円)。小鉢もあり、長く作っているかたちの1つ。Tour de窯元ツール・ド・カマモト高台の付いた平皿は食卓のアクセントやキャンドルを置いても。2500円。にも合う食器というのが第一印象感のあるほどよい厚み、和にも洋だった。シンプルなラインと安定たスープの器も川本さんのものあるカフェ『クロモジ』でいただい前を知った。その後、三瀬の山奥に作者を尋ねたところ川本さんの名高台のついたプレートが素敵で、『ラクレ』で、お菓子を盛っていたを作るカギヤママリさんの工房したのは、数年前のこと。焼き菓子川本太郎さんの器を初めて目にえてくれた。な鳴き声と川本家の愛犬マルが迎車から降りると、カッコウの見事カレンダーをさりげなく留めていた手裏剣型の画鋲。遊びのある一作。やく工房『皿屋』にたどり着いた。道中少し不安になりながら、よう所まで訪れる人は少なくないが、めてどこまでも」と人里離れた場走る。器好きな人ならば「作品を求岳へ向かう車は佐賀の山中をひた三瀬峠を越え、工房のある古場作家や土地の風景に触れる、窯元を訪ねる小旅行。焼きもの好きなら窯元まで…。[佐賀]『皿屋』川本太郎さん佐賀市富士町いつもそこにある器いるそうだが、そこでも「とくに何ススキを使ってみようかと思ってせ、釉薬は藁灰や庭の土、最近では土は地元の土を数種類組合わ店主も多い。を開き、器を求める人には飲食店福岡のギャラリーを中心に作品展繰り返してきた。今では年に数回、作るままかたちを生み出す作業をの年月に日独を立重しね、、そろこくかろらをさ蹴らりに、手が15年やってきただけ」と話す。1998れ、「入ったからには、一直線でえないこと」という言葉に助けらたというが、尊敬する人からの「考業を積んだ10年の間に迷いもあっ校で職人としての腕を磨いた。修などで4人の師に学び、職業訓練年から地元の工房『如水窯』、益子川本さんは飯塚市出身。1988ていたのだ。で、いつか工房を訪ねたいと思っ春夏秋冬、ろくろを蹴り、山深い地で家族と暮らす写真・文前田亜礼川本さん。自然とともに生きるよどみのない生業や暮らしが、我を感じさせない作品を生み出している。37 36