MADEin2013spring page 35/52

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概要：
世の中にないから自分で生み出すという姿勢は、自分の道具や持ち物でも変わらない。「何か〝欲しいもの?があったら、まずスケッチするんです」と言う嶋田さん。さすがイラストレーターと....

世の中にないから自分で生み出すという姿勢は、自分の道具や持ち物でも変わらない。「何か〝欲しいもの?があったら、まずスケッチするんです」と言う嶋田さん。さすがイラストレーターと言いたいところだが、自分でイメージした通りの商品がお店で売られているなんてことは滅多にない。そこで「ここがこうなってればバッチリなのに、惜しい！」という〝惜しいもの?を買ってきて、それを自分で改造して〝欲しいもの?に仕上げている。例えばカメラバッグにしても、「こういう風にカメラを入れるんですよ」と機能が限定された市販のものを使うのではなく、「自分のカメラの使い方はこうだから、こっちのバッグをこうすればもっと使いやすいカメラバッグができる」という、自分主体の発想も面白い。電動工具を使って穴をあけたり、革の端切れを縫い合わせたりといった器用さは、〝クリエイター?の面目躍如といったところだ。”欲しい“が”惜しい“だからカスタマイズ。愛用品悲喜こもごも『シティ情報ふくおか』イラストマップ用のカットより35