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67453121.酒米は“炊く”のではなく“蒸す”。米に水を吸わせる時間は米の状態やその日の気候により秒単位で調整する。2.蒸し上がった熱々の米は、なんと素手で広げて冷ましている。3.蒸した米をほどよく冷ましてタ....

67453121.酒米は“炊く”のではなく“蒸す”。米に水を吸わせる時間は米の状態やその日の気候により秒単位で調整する。2.蒸し上がった熱々の米は、なんと素手で広げて冷ましている。3.蒸した米をほどよく冷ましてタンクに仕込む。各工程で温度管理は非常に重要。4.麹室(こうじむろ)では冷ました米に麹菌をつけ、目標となる温度経過をとるように麹を育てる。5.『槽汲み』は搾ったら濾過も火入れ(殺菌)もなく即瓶詰め。フレッシュなことこの上ない。6.左はフレッシュな『槽汲み』とは対極といえる、一定期間熟成させたふくよかな酒『独楽蔵玄(円熟純米吟醸)』720ml1400円。右は『杜の蔵』の看板焼酎ともいえる『吟香露』720ml1180円。吟醸酒の酒粕を原料としており、華やかな吟醸香とすっきりした飲み口でが特徴。7.「『槽汲み』で酒蔵にいるような感覚を味わってもらえたら」と、『杜の蔵』の常務・森永一弘さん。■杜の蔵http://www.morinokura.co.jp/地元・九州の焼酎や地酒を豊富に揃え、オンラインショップ『九州酒市場』での購入も可能。洋酒やワインも多数揃えている。■吉塚酒店(Winesよしづか)所福岡市博多区吉塚3-15-10 MAP? 092-622-4335http://www.yoshizuka-wines.com/てない。購入の際にはご確認を。買い付けをした酒屋さんにしか置いだ。当然のことながら、この酒は直接けに来る酒屋さんも増えてきたそうて、はるばる関東や関西から買い付酒を選ぶ。最近では評判を聞きつけて利き酒し、プロの舌で買い付ける出来上がると、酒屋さんが蔵に訪れみが異なる5種類の酒が1月下旬にさて、件の『槽汲み』。少しずつ仕込す」と森永さんは言う。しみ方の提案も必要だと考えていまただくために、バリエーションも楽の食生活の中で日本酒を楽しんでいせられなくなってきています。現代現在、酒も〝淡麗辛口?だけでは合わ料理の線引きが難しくなってきた「和・洋・中などが組み合わさって、域の恵みが揃っているのだ。ここには米・水・人という三つの地い、地元の三瀦杜氏が手づくりする。央部にそびえる高良山の伏流水を使37