column
June 20, 2017
二十四節気 アロマのヒント ⑬
【夏至】6/21~7/6
爽やかアロマで梅雨のジメジメを吹き飛ばす!
太陽の運行をもとに一年を二十四に分けた二十四節気(にじゅうしせっき)。
細やかな自然の変化を感じとり、日々の暮らしが豊かになるヒントを
このコラムで伝えていけたらと思います。
by Sakura
~夏至~
爽やかアロマで梅雨のジメジメを吹き飛ばす!
昼の長さが一年で最も長い日『夏至』は、
ニュースでもよく取り上げられるので知っている方も多いと思います。
この日は太陽が最も高く昇り、
昼の長さは冬至と比べると約5時間も長くなるんですね。
暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ只中…
長雨が続いて気分も晴れないときでもあります。
ジメジメ湿気の多い梅雨時期には「体がだるい」「やる気がでない」など、
プチ不調やを感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、すっきり爽やかな
ペパーミントの香りでリフレッシュしてみませんか?
爽快な香りが心身を包み、梅雨時期の不快感も和らげてくれるはずですよ。
古くからハーブティーとして主に愛用されてきたペパーミント。
ウォーターミントとスペアミントの交配種であり、
鼻に抜けるようなすっきりとした香りが特徴です。
ペパーミント精油を一定時間吸入し、瞳孔運動を測定したところ、
昼間の眠気が解消されたという研究報告も実際にあります。
清涼感のある香りは眠気覚ましや仕事の合間などの気分転換にも最適ですね。
また、優れた抗菌作用により
じめじめした梅雨のニオイ対策にも役立ちます。
今回の「簡単アロマ術」で紹介しているように
身近にあるもので簡単に消臭剤が作れるので
ぜひリフレッシュに役立ててほしいと思います。
長い雨も大いなる自然の恵み。
降り注ぐ雨音を楽しむくらいの心持ちでいたいものです。
心地よいアロマを取り入れて、
この梅雨時期をすっきり気持ちよく乗りきりたいですね。
<ペパーミントの精油>
●科名:シソ科
●主な産地:アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア
●抽出部位:葉
●抽出方法:水蒸気蒸留法
●主な成分:メントール、メントン、ネオール、メントフラン
●主な働き:消化促進、抗菌・抗炎症作用、吐き気、二日酔い、胃もたれ解消など
保冷剤の中身は吸水ポリマーです。実は吸水ポリマーは市販の消臭剤にも使われています。
ぜひ手作り消臭剤として再利用してみてください。
・保冷剤…適量
・ペパーミント精油…水滴
[作り方]
①保冷剤を解凍し、中身をガラス器に移し替えます。
②精油を水滴たらし、軽くかき混ぜます。
※皮膚への刺激性が高いため、使用法・使用量に注意しましょう。
■■プロフィール■■
●関 友美…アロマセラピスト。
カウンセリング重視のアロマセラピー『Sakura』として活動中。鹿児島県出身、霧島市在住。
学生~社会人時代と福岡&東京で過ごし、イベンター、レコード会社のプロモーター、情報・出版、芸能マネージメント業などに携わる。
多くの人との出会いの中で、様々な問題や悩みに触れ、相談を受けることも多数。癒しの大切さを知り、ヒーリングを学び始める。
日本アロマ環境協会・認定アロマセラピストとして資格を取得。
聴覚障害特別支援学校の児童に向けたアロマセラピー他、出張セラピーやワークショップ等を行なう。