column
June 21, 2026
ゆるり楽しむ*季節と薬膳 2
第三十三話【夏至】自分で作れる小豆茶!お茶後の豆も活用
◇◆ ゆるり楽しむ*季節と薬膳 2 ◇◆
おいしく食べて幸運体質!
気軽に楽しめる“薬膳”のお話、第2シリーズ。
季節の変化を示す暦
二十四節気(にじゅうしせっき)に合わせて
よく食べる料理や行事食の薬膳的魅力をお伝えします。

■睡蓮と花菖蒲
心落ち着く眺めでした(by ゆうゆう)
第三十三話【夏至】
自分で作れる小豆茶!お茶後の豆も活用
国際中医師の“ゆうゆう”こと熊谷優子です。
おいしく食べて幸運体質!を目指して、
気軽にできる薬膳をおすすめしています。
6月21日から7月6日は、二十四節気の「夏至」。
特に6月21日は、1年で最も昼が長く、夜が短い日です。
梅雨のただ中、梅雨が明ければ夏真っ盛りですね。
前回のコラムで、「梅雨におススメの豆3選」をご紹介したところ、
「小豆茶って作れますか?」とのご質問が意外に多くて、びっくり!
「小豆洗い」という、ただ小豆を洗うだけの妖怪がいたり、小豆で波の音を演出したり、
やっぱり小豆って身近な存在なのね~、とこれはちょっとずれた感想ですか(笑)。
「 小豆茶は薬膳です!」☝
薬膳には、「何のために食べるのか・飲むのか」という目的があるのです。
その季節に合わせたり、体調に合わせたり、体と心をよりよい状態にするために、食材や調理法を選ぶ、それが薬膳なんです。
◆小豆の薬膳的効能を見てみると…
小豆(あずき):余分な水分を出す。体の熱を冷ます。解毒。
むくみ、体の重だるさ、膿をもったできものに。煮汁は二日酔いにも。
では、小豆がどんなときによいか?
梅雨は湿気が多く、体にも湿(余分な水分)がたまりがちです。
日本の夏は湿度も高く、熱と湿とがダブルで来るので、体力を消耗しないようにしたいですね。
小豆には、体の余分な水分や熱を取る働きがあります。
梅雨から夏によいですし、雨の日に調子が悪くなる、いわゆる「気象病」にも向いています。
熱を取りますから、水ようかんや葛餅など、小豆が夏の涼菓になるのも納得! と前回コラムで書きました。
それはそのとおりなんです。
ですが、ご注意な点もあるのです。
お菓子には砂糖が使われています。
砂糖はため込む性質があり、「出す・取る」ことが目的であれば、砂糖は取りすぎない方がよいのです。
甘いものはほどほどがおいしいのです(と自分に言い聞かせる…)。
こんなときにおススメなのが「小豆茶」。
なんと、小豆の煮汁は二日酔いによいとのこと。これも活躍しそうな働きです!
お茶として飲んだ後のお豆も活用すれば、なおよしです。
【小豆茶の作り方】
(1)小豆50gと水1ℓを用意する。
(2)小豆を洗い、水分をキッチンペーパーなどでよく取っておく。
(3)フライパンに小豆を入れ、中火で熱する。
小豆の表面が乾いたら弱火にし、木べらなど混ぜながら、黒っぽくなり香ばしい香りがしてくるまで炒る(目安で10分)。
(4)鍋に水と2を入れ、沸騰したら火を弱めて5~10分煮出す。
(5)ザルで小豆とお茶に分ける。
小豆茶はあまり日持ちしません。
冷蔵庫で保存し、2~3日で飲み切ってくださいね。
小豆を炒っている間、私はぼーっとしているというか、無の境地です(笑)。
忙しい毎日、そんな頭が空っぽになる時間も貴重だし必要かなと思っています。
でも、炒るの面倒…な方は、市販もされています。
香ばしくて飲みやすく、おいしいですから、小豆茶飲んでみて~。

■小豆茶ぐつぐつ
煮出し中。段々いい色出てきます。
▶アレンジレシピ
【小豆茶後のお豆を活用!かぼちゃのサラダ】
お茶を煮出した後に残る小豆を使います。
梅雨は消化器系の調子が落ちやすく、胃腸の不調が続けば夏バテにもつながります。
胃腸を整えて気を補うかぼちゃは、小豆との相性もよいです。
砂糖を使わず、かぼちゃと小豆のほんのりとした甘味でいただきます。
古来より、赤色は太陽や火、生命力を象徴する色で、厄災を祓う力があると言われてきました。
小豆はその代表格。
小豆を食べて飲んで無病息災、来る夏に備えましょ!

■小豆茶後のお豆を活用!かぼちゃのサラダ
レシピ参考 →☆(サイト:『薬膳 悠々』)
o゚o。o゚o。o゚o。o゚o。o゚o゚o。o゚o。o゚o。o゚o。o゚o゚o。o゚o。o゚o。o゚o。o゚o゚o。o゚
**薬膳講座のお知らせ**
▶『今日から楽しむ♪ゆるりと薬膳&発酵料理教室』 毎月開催中!
おいしく食べて、元気でキレイな毎日を目指しましょう!
●豆乳麹&豆乳スイーツを作ろう!
7/19(日)10:30~12:30
7/22(水)19:00~21:00
お申込みは【薬膳 悠々】の申込みフォームをご利用ください →☆
●文/熊谷優子
■■プロフィール■■
●熊谷優子(ゆうゆう)…のんびり薬膳料理研究家
久留米市を中心に『薬膳悠々』として活動。
国際中医師、国際中医薬膳管理師、野菜ソムリエプロ、伝統発酵醸師の資格を持つ。
マイペースに薬膳を続けていたら、長年の冷え性・低血圧・胃弱が改善、気力も充実!
スーパーで買える身近な食材で、「おなかとカラダとココロ」が幸せになる食事づくりを提案。
薬膳・発酵料理教室、季節や体調に合わせたオリジナル薬膳茶体験など。
◎webサイト:『薬膳悠々』⇒https://www.yakuzen-yuyu.com/
つづく・・・
>>>次回は7/7頃に更新予定です。
前の記事を読む>>>『ゆるり楽しむ*季節と薬膳』




