想いにふれる メイドイン

column

July 21, 2020

いいにおいのする台所研究所 第2回
「料理教室」の思ひ出

ワクワク。

場所の名前は、「いいにおいのする台所研究所」。
ここで私が皆さんと食べものの話をするのです。
誰に気兼ねすることなく、
最初から最後までずっと食べものの話をするのです。

ドキドキ。

ここでしばらく時間をかけて趣旨説明をします。
これを読んで、そういうことなら私も食べものの話をしに行きたいな、
と思ってくださったらば、あなたもどうぞスタジオへお越しください。
by natsuko kawakami

栗のパウンドケーキ。クランブルと、渋皮栗を煮たのと皮を剥いて煮たのを乗せて

 



2)「料理教室」の思ひ出

 

どうも!『いいにおいのする台所研究所所長のカワカミです。

前回のコラムでは、突然のシロウト料理教室開催のお知らせをいたしまして、大変失礼いたしました。

あイエ、突然突飛なお知らせをしたことについてのお詫びです。
研究所は開所の方向で進んでいます。ご安心ください。

さて、どんな形式の料理教室、
もとい、どんな講座となるのか。
今回はそういうことについて書いてみたいと思います。

その前に、ワタクシがこれまで参加したことのある料理教室について、
徒然なるままに思ひ出を紐解いてみましょう。

 

こっちは栗ごはん弁当。と言っても朝の弁当の残りをワタクシの昼にしただけだけど

 


まずポッと思い出したのが某大手製菓材料店主催のパン教室。
食べるのは好きだが特に料理は作らない夫が
なぜか「僕も」と言い出し二人で参加しました。

大きな教室にキッチンフル装備。
先生の手元を大写しする画面も2〜3台設置されていました。

この日は「ホシノ天然酵母」とライ麦を使ったパンを教えてくれました。
しかしホシノは、生だね作りから焼き上がりまで3日(!)くらいかかるので、
教室で一連の流れを全部体験、というのではなく、一部を体験となりました。

また、某人気小箱パン屋さんが自宅で開いた教室では、
「サフ」というドライイーストを使ったパン作りでした。
サフは発酵時間が短いので、こちらはフィリング(具)作りまで含め二時間でフルコース体験。
いろんなイーストの特性を知るべく、パン作りは教室をのぞいてみるのも楽しいですね。


有名な先生で言えば、テレビでご活躍中の古川麻水先生のスパイス教室。
現在教室はやっとられませんが、アジア薫る原色の魔術師フルカワ先生ですから、
スパイスの普段使いからアレンジまで
鼻腔びくびく汗腺ワクワクのめくるめく二時間。

ウエルカムドリンクとかスタジオの変な置物とかにもハートをきゅっと掴まれる、
ほんと魔術師の仕業でした。
今でもウチのカレーは先生のレシピをもとに作らせてもろとります。

 

それから、超人気店!
今はなき警固の『cafe Teco手嶋有紀さんが料理教室をやっとられたんです。

ちなみに現在は清水有紀さん、長野県中野市で『cafe Tecoを営業されてます。
警固のお店を畳み、長野へお引っ越しされるまでのほんの1年間、
なんとウチのすぐ近く(ホントに1分かからないところ)に居を構えられ、
しかもそこが以前からワタクシが散歩がてら
「ステキなおウチだな〜」と思っていた憧れの一軒家を借りられての料理教室。
そりゃ行きますがな行きますがな。

鶏もも肉をパリッパリに焼いたり、ソースにちょっと一工夫されたり、
玉ねぎのみじんとニンニクのみじんにまつわるお話とか、
いろいろあるんですけど、何がすごいって習ったことが頭に残ってる。
決して消えない。ウチで料理しているときにいつもふと蘇る。
そういうのって、すごいなぁ……。

 

そうだ、本田淑子さんの『サカナグミでは
当時5歳の息子といっしょにイワシを捌いて「魚〜ざ」を作ったりしたなあ。
餃子はもう魚でいいんじゃないか、というくらいおいしかった。

ちなみに、ワタクシ縁あって古川先生、テコさん、本田淑子さん、コンドオ*ミユキ先生などなど、
いろんな先生の教室でアシスタントをさせていただきました。
お金を出して料理教室もいいのですが、
お金をいただいての料理教室(の準備やお世話や片付けやら)というのも、味わい深くていいものです。


あれ。もう紙幅が。ワタクシの研究所のことは次回。

 

つづく・・・
>>>次回は8/4頃に更新予定です。

 

豆のスープ。うちの畑でとれた(豆はよくとれるんです、豆はね…)ピースでミルクスープ


◎『cafe Teco』手嶋有紀さんの料理教室の記事を読む →
◎『cafe Teco』公式サイト →
◎『サカナグミ』公式サイト →

前の記事を読む>>>『いいにおいのする台所研究所』第1回 

 

●写真・文/川上夏子

■■プロフィール■■
●川上夏子(かわかみ・なつこ)
1974年福岡生まれ。グラフィックデザイナー。ではあるけれども、著作があり、スタイリングもやるし、料理家さんの日雇いアシスタントもやります。
日々マッキントッシュの前に座りながら、頭の中はほぼ「何を作り何を食べるか」でいっぱいであります。
アラフィフの入り口に立ち、いよいよ人生の総まとめとして「食べものの作り手」として本格的に仕事をしていきたいと考えています!趣味は健康管理。
[著書
『小夏を探す旅』(2020年)
『ぼくらのいえができるまで できてから』(2016年)
『福岡のパンとお菓子の小さなお店』(2013年)
『福岡のまいにちごはん』(2012年)