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November 06, 2025

ゆるり楽しむ*季節と薬膳 2
第十九話【立冬】冬が始まるよ♪焼芋アレンジを薬膳で

◇◆ ゆるり楽しむ*季節と薬膳  2 ◇◆

おいしく食べて幸運体質!
気軽に楽しめる“薬膳”のお話、第2シリーズ。

季節の変化を示す暦

二十四節気(にじゅうしせっき)に合わせて
よく食べる料理や行事食の薬膳的魅力をお伝えします。


■雨の金木犀
雨に濡れてると、より強く香るんですよね(by ゆうゆう)

 


第十九話【立冬】
冬が始まるよ♪焼芋アレンジを薬膳で

国際中医師の“ゆうゆう”こと熊谷優子です。

おいしく食べて幸運体質!を目指して、
気軽にできる薬膳をおすすめしています。

11月7日から21日は、二十四節気の「立冬」。
暦の上での冬の始まり。
だんだんと寒さが増し、落ち葉が舞う、そんな頃です。

長い夏の後にやっと来た秋は満喫できましたか?
秋から冬にかけてのお楽しみの1つは、ほかほかの「焼芋」。
最近は、年中販売しているスーパーもありますが、やはり寒い季節の焼芋は格別です!



「焼芋は薬膳です!」

焼芋は、そのまま食べてももちろんおいしいです。
さらに!ちょい足しするとおいしい食材があるんです。
薬膳的な働きも知ってもらって、焼芋アレンジを楽しんでほしいです。

◆焼芋の薬膳的効能を見ると…
 ①さつまいも: 「脾(ひ)」=消化器系や腸の働きを整える。
  気や潤いを補う。疲労、無力感、息切れ、食欲不振、むくみ、便秘に。

  成長~老化を司る「腎(じん)」に帰経があるので、虚弱体質の方、高齢の方にも。

冬は「腎」を養生するとよいとされ、その点でもさつまいもはピッタリです。
また、薬膳的に「甘味(かんみ)」には、補い緩める働きがあり、体や心の緊張をほぐします。
甘いものを食べるとほっとする、癒される感じがするのは、こういうことなんです。

ただし、食べすぎは逆に胃腸に負担がかかりますし、ガスがたまってお腹が張りやすいです。
気の巡りが滞りがちな「気滞」体質の方は、控えめにしてくださいね。


芋堀りの季節ですね


さつまいもには多くの品種がありますが、代表的なのはこちら。

【ねっとり系】
・紅はるか:ねっとり感強し、甘みも強し
・安納芋:じゅわっと流れ出す蜜
・シルクスイート:繊維が少なくてなめらかな食感。しっとり濃厚
【ほくほく系】
・紅あずま:昔ながらの焼芋。ほくほくで甘すぎないのが好みならこれ!

ねっとり甘い系が人気のようです。
私は、のどに詰まりそうな⁉ほくほく系を、牛乳といただくのが好みです^^
みなさまはどうですか?

さて、焼芋をちょっとアレンジ、手軽に味変してみましょう!

◆焼芋に合う食材とその薬膳的効能は…
 ②塩:熱を取り、胃腸の働きを助ける。
  消化不良で胃に溜まった食物が原因でおこる吐き気や膨満感、痰を改善。歯茎の出血にも。

 ③バター:体を潤し乾燥を止める。気を補う。体力・免疫アップ、空咳、便秘、肌の乾燥に。
 ④チーズ:肺や腸を潤す。空咳、口喝、便秘、肌の乾燥に。
 ⑤はちみつ:肺や腸を潤し、咳を止める。疲労、食欲不振、空咳、便秘、肌の乾燥に。
 ⑥黒ごま:腎や肝を養う。血や潤いを補う。健脳。便秘、足腰の衰えなどエイジングケアに。


お芋の甘さを引き出す塩気のものが多いです。

王道のバターは、体を潤す働きがあるので、乾燥しがちな秋冬によさそうです。
同じく潤すはちみつとの組み合わせも。

チーズと焼芋を交互に頬張りながら、お口の中でミックスするのはおいしく楽しいです。
また、冬に食べるとよいとされる食材は、黒いものが多いです。
ちょい足し黒ごまで「腎」を養生し、アンチエイジングしちゃいましょう。

他には、マヨネーズや粒マスタードもおススメ。
さつまいものサラダもおいしいです。
焼芋にマヨ最高!マスタードをプラスもありです。


そして、私の推しはこちら!

 ⑦シナモン:体を温めて痛みを止める。冷え症、冷えからくる腹痛や関節痛、月経痛に。
 ⑧カレー粉:ターメリック、クミン、コリアンダーなどのスパイスを混ぜ合わせたもの。
  体を温め、胃腸の働きを助けるスパイスが多く入っている。

パラパラと少量をふりかけて食べてみてください。
シナモンの甘い香りでスイートポテトに変身しますし、カレー粉はアクセントになって一風違った焼芋が味わえます。

スパイスは体を温め、巡りをよくしてくれます。
寒い時期は血流が悪くなりがちです。
血流がよくない状態は、シミ・そばかす・くすみ、肩こり、月経痛などの他、手足の冷えや冷えのぼせ(手足は冷たいのに上半身はほてる状態)にもつながります。
スパイスを少しプラスして巡らせてみてはいかが?


▶アレンジレシピ
【焼芋の味噌汁バター風味】
さつまいもの味噌汁、おいしいですよね!
お芋を焼芋にして入れたら甘さや風味が増す上に、味噌の塩気や出汁とよく合います。
バターを乗っけて、とろける熱々をどうぞ。


■焼芋の味噌汁バター風味
レシピ参考 →☆(サイト:『薬膳 悠々』)


おいしい焼芋を作るコツは、低温でじっくり時間をかけて加熱すること。
その方がお芋の甘味を引き出せます。
ゆっくり蒸し上げるふかし芋もいいですね。
自分に合ったちょい足しアレンジ、ぜひお試しください!


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●文/熊谷優子

■■プロフィール■■
●熊谷優子(ゆうゆう)…
のんびり薬膳料理研究家
久留米市を中心に『薬膳悠々』として活動。
国際中医師、国際中医薬膳管理師、野菜ソムリエプロ、伝統発酵醸師の資格を持つ。
マイペースに薬膳を続けていたら、長年の冷え性・低血圧・胃弱が改善、気力も充実!
スーパーで買える身近な食材で、「おなかとカラダとココロ」が幸せになる食事づくりを提案。

薬膳・発酵料理教室、季節や体調に合わせたオリジナル薬膳茶体験など。
◎webサイト:『薬膳悠々』⇒https://www.yakuzen-yuyu.com/



つづく・・・
>>>次回は11/22
頃に更新予定です。



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