MADEin2014spring

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『石鹸工房&石鹸教室HonoBono-Lab』は古い木造アパートの一室で石鹸教室を開催している。初心者向けの1dayレッスンから半年間通う定期コースまであり、今回、季節の素材を使ったスペシャルレッスンがあると聞いて参加した。取材した2月は新酒のシーズン。「酒粕の会」と銘打ち、天吹酒造(佐賀県)の酒粕を使って酒粕石鹸を作るという。参加者は6人。少人数制で、オーナーで講師のホノさんが丁寧に教えてくれるのが魅力だ。材料は油と水、苛性ソーダ。これに酒粕を足して作る。温度に気をつけながら分量の材料を順番に混ぜていくというように、作り方は至って簡単だ。温度計や計量器などが並ぶ教室はまるで理科の実験室。刺激の強い蒸気が発生するため、水に苛性ソーダを注ぐ際にゴーグルをつけたときは研究でもやっているようである。材料の水と油がなじむまで20分ほどかき混ぜるのだが、きめの細かな生地にするには少し根気がいる。季節の素材を使った肌にやさしい石鹸自然素材の石鹸を作る石鹸工房&石鹸教室HonoBono-Lab「季節の石鹸をつくる1dayレッスン」や基礎からレシピづくりまでトータルで学ぶ「Lab」コースを開いている。ローズクレイでピンク色に18