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天神から車で40分ほど。篠栗町金出から飯盛山方面へ看板を頼りに車を走らせると、山腹に『喫茶陶花』が見えてくる。青空に浮かぶように見える長方体の建物。扉を開けると、店主の村山健吾さんが人懐っこい笑顔で迎え....

天神から車で40分ほど。篠栗町金出から飯盛山方面へ看板を頼りに車を走らせると、山腹に『喫茶陶花』が見えてくる。青空に浮かぶように見える長方体の建物。扉を開けると、店主の村山健吾さんが人懐っこい笑顔で迎えてくれた。オープンして、7月で8周年を迎えた『喫茶陶花』。ミニマムな造りの空間が他にない個性を放ち、開店当初から客足の絶えない店として知られている。大きな窓ガラスの向こうには季節を告げる景色と遠くに篠栗の町。料理を待つ間、窓の外を眺めていると、ここだけ異空間のような非現実の世界に誘われる。「街と違って、ここは一ヵ月に一度立ち寄ってくれるぐらいが常連さんのペースですから、来てくださる皆さんに心地よく過ごしてもらえるような要素をお店づくりに取り入れてきました」と村山さん。例えば、開店当初はカレーをメインに数品だったメニューも、食事メニューから軽食、デザート、ドリンク類まで種類が増えた。食材の中心となっているのは、地元のお肉屋さんや和・洋菓子店をはじめ、うきはの養豚所『リ[福岡・篠栗]喫茶陶花村山健吾さん「ハーブチキンのトマトソース煮込み」1050円地元のさつま精肉店で仕入れるもも肉を自家製トマトソースに漬け込んだ一品。32