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家具の町・佐賀県諸富町。そこで無垢の木を使った創作家具、オーダー家具を得意とする『いわい家具』の跡取り息子として育った平田一成さん。刺激を求めてインテリア塾に参加し、出会った仲間との遊び場を作ろう....

家具の町・佐賀県諸富町。そこで無垢の木を使った創作家具、オーダー家具を得意とする『いわい家具』の跡取り息子として育った平田一成さん。刺激を求めてインテリア塾に参加し、出会った仲間との遊び場を作ろうとショールームを改築。今では一般に開放し、カフェとしてピザやパスタを提供している。一枚板のテーブルやオブジェのようなステレオスピーカーなど店内にあるインテリアはすべて自社のオリジナルでサンプル品。使い勝手を確かめながらオーダー家具を相談できる仕組みだ。無垢の板で作った家具は、傷をつけようがお構いなしに使ったほうがいいとか。ここの家具は天然素材オイルで仕上げているため、手で触ればツヤが出て味わいも増す。ヤスリをかければ傷や汚れは取れてピカピカの家具に蘇る。そうして手を加えながら父から子へ、そして孫へと何代にも渡って使えるのが無垢の板による家具の魅力。家具が子や孫へ渡ったとき、家族の記憶もつながっていくのである。wood-stylecafeウッドスタイルカフェ仲間との遊び場がカフェへと発展使い続けてこそ光る無垢板の家具店内奥のピザを焼く石窯は平田さんの手づくり。2階はイベントスペースになっている。16