madein201112

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朝昼晩、手にするシンプルな焼きもの福岡県久留米市。耳納連山の最西端にある高良山を背に、赤星神社の鳥居をくぐって小道を進むと見えてくる一軒家が馬場勝文さんの自宅兼工房。昔、神官が住んでいたという家の敷地には小さな石神様たちが祀られ、のどかな空気感に心が洗われるような気持ちになる。故郷に工房を構えて8年。小学生の頃、古信楽の抹茶碗を見て「これ何やろ!?」と衝撃を受けたのが、馬場さんと焼きものとの出会いだった。「灰かぶりのお椀で、片方は焦げていて片方はビードロ。黄色にオレンジが混ざったような…まるで土の卵でした」。大学在学中は陶芸教室へ通い、馬場勝文さんを訪ねてばばかつふみTour de窯元[福岡・久留米]ツール・ド・カマモト写真・文前田亜礼焼きもの好きなら窯元まで…。作家や土地の風景に触れる、窯元を訪ねる小旅行。こしがらき久留米38