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冬到来。うがい&手洗い 忘れずに~

column

September 07, 2017

二十四節気 アロマのヒント ⑱
【白露】9/7~9/22
魔よけの香り「ゼラニウム」に守られる

太陽の運行をもとに一年を二十四に分けた二十四節気(にじゅうしせっき)。
細やかな自然の変化を感じとり、日々の暮らしが豊かになるヒントを
このコラムで伝えていけたらと思います。
by Sakura

     
 

【ゼラニウム】
南アフリカを原産とする常緑性の多年草。バラに似た甘く優しい香りですが、蚊が嫌うシトロネロールという成分をもつので「蚊取り草」とも呼ばれています。抗真菌の作用が強いので、口腟粘膜に常在しているカンジダ菌の増殖を抑える働きがあり、口内炎の回復にも期待ができます。

 


~白露~
魔よけの香り「ゼラニウム」に守られる

   

朝夕の気温が下がり、早朝には草木に露が結ばれるのを目にします。
その露が白く光って見えることから、この時期は「白露」と呼ばれています。
ようやく残暑が終わり、情緒豊かな季節に入りました。

薄(すすき)の穂が顔を出し、空が高くなってくると、
秋の気配がますます濃くなってきます。

 

吹く風も心地よく、ずいぶん過ごしやすくなりますが、
乾燥した空気により肌もカサついたりと、
夏のダメージが出やすいのもこの頃ではないでしょうか。

とくに、唇については水分を保つ角質層が薄く、
皮脂腺がないため水分がすぐ蒸発してしまいます。
潤いを持続させるためにリップクリームはかかせないですね。

日焼け後のスキンケアに効果を発揮してくれる、
ラベンダーやゼラニウムの精油を加えたリップクリームはとてもオススメですよ。

ゼラニウムは皮脂や水分バランスを整えてくれるだけではなく、
ホルモン分泌などの調整作用にも優れているので、
月経痛や更年期障害を和らげるためによく用いられている精油です。

女性に好まれる甘く優しい香りは、
ストレスを和らげ、気分を明るく高揚させてくれます。

ゼラニウムの赤やピンクの花は、欧米の住宅の窓辺でよく飾られています。
華やかさを演出するのはもちろん、
じつは魔よけのための飾りとしての役割も果たしているんです。

虫や蚊を寄せつけない成分をもつことから、
“プロテクト”の意味合いが強いのでしょうね。

精油はその特質などから、私たち人間に常にメッセージを伝えています。
ゼラニウムからのメッセージは「守られていることを知る」です。

ゼラニウムのリップクリーム、スキンケアだけではなく、
自分だけのお守りとして持ち歩くのも良いですよね。

自然のエネルギーを受け止め、きっと「私は守られている」と
日々感じることができると思います。

 

<ゼラニウムの精油>


可愛らしい小花を思わせるような、優しい甘さのある香り。
メンタル、フィジカル両面に様々な効能をもたらしてくれます。
  
●科名:フクロソウ科
●主な産地:南アフリカ、イタリア、フランス、仏領レユニオン島、スペイン、エジプト
●抽出部位:葉
●抽出方法:水蒸気蒸留法
●主な成分:シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、メントン
●主な働き:抗炎症、抗真菌作用、内分泌系(ホルモン分泌)調整作用、むくみ改善、皮脂バランスを整える
      

 
 
 
<簡単アロマ術⑱…リップクリーム> 


 
[材料]
・ミツロウ(ビーズワックス)…2g
・植物オイル(ホホバオイル)…5ml
・ゼラニウム精油 …1滴
・ガラス棒
・竹串
・エッセンシャルウォーマー
・リップクリームケース
※防腐剤を入れないため、1ヶ月ほどで使いきりましょう。
     
 [作り方]
① エッセンシャルウォーマーにミツロウとホホバオイルを入れて混ぜ合わせながら溶かす
② 完全に溶けたらリップクリームケースに流し入れる
③ 粗熱がとれた頃にゼラニウム精油を1滴おとし、竹串で混ぜる
④ 固めて完成(冷蔵庫に入れると早く固まります)

 

 
●写真・文/Sakura

■■プロフィール■■
●関 友美…アロマセラピスト。
カウンセリング重視のアロマセラピー『Sakura』として活動中。鹿児島県出身、霧島市在住。
学生~社会人時代と福岡&東京で過ごし、イベンター、レコード会社のプロモーター、情報・出版、芸能マネージメント業などに携わる。
多くの人との出会いの中で、様々な問題や悩みに触れ、相談を受けることも多数。癒しの大切さを知り、ヒーリングを学び始める。
日本アロマ環境協会・認定アロマセラピストとして資格を取得。
聴覚障害特別支援学校の児童に向けたアロマセラピー他、出張セラピーやワークショップ等を行なう。